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本堂改修

寺社建築

神奈川県で本堂の改修工事が始まっています。

木下大工、坂井大工、高岡大工のペアでの工事。
瓦を撤去してから、板金仕上げの下地を造っていくのですが
作業中、解体していくと解体前には見えなかった箇所が腐食していたりするんです。

プロなのに分からないの?とか言われそうですが、ある程度予測は出来ても
実際、解体していかないと分からない事も多いんですよ!
例えば住宅だったら、タイル張りのお風呂なんかは、土台が腐食しているかも?って
意識しながら工事していきますが、感覚的には同じ感じでなんです。

腐食箇所は、長持ちさせるために交換して、仕上げ方をみんなで考えていきます。☆彡
現場に行った時はちょうど坂井大工が屋根の下地を造っている真っ最中でした。

屋根の凸凹を調整して木材を組んでいきます。
お寺の屋根は曲線が多いので、やっぱり時間が掛かりますね。

ここは、正面の唐破風と言われる部分です。
まだ手を付けていませんが、これから下地を造っていきます。

元々の屋根です。
瓦もズレかかったりしていて、屋根から滑り落ちてきそうでした。
瓦屋根を下すのも、枚数が多いのと屋根の勾配が急なので時間がかかるんですよ。(;'∀')